(電験三種)合格者が語る効率的な『復習の仕方』
今回は、資格勉強における効率的な復習の方法について、記事にしたいと思います。
「復習は大切だけど、面倒」
「イマイチ自分のやり方の効率が悪い」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
復習の大切さ、そのコツについては過去の記事をご参照ください。
勉強手順
まず私の資格勉強の手順を簡単に書きますと、下記の通りとなります。
① ネットで評判の本を見つけて、本屋で物色。色々な参考書を見比べて購入。
② 購入した参考書を理解度(30~50%)でも良いので一通り学習。
③ 過去問を数年演習して、自分の実力を図る。
④状況に応じて、下記の二通りで対応
④-1 演習後に実力不足を感じた場合、
テーマ別等の問題集、弱点部分を絞って
復習・演習後、過去問演習を再開。
④-2 合格ラインには届かないが、大きく実力不足を感じなかった場合、
過去問の演習を続ける。
⑤ 試験一ヶ月前を目途に、
今まで行った部分の復習(最重要)。
ポイントは④の手順になります。
資格勉強って意外とスケジュール通りに行かないことが多く、
全部の範囲を復習しきれないなんてこともあります。
これはもったいない!
解いた経験があるのに、試験で解けなかった等
こんなパターンは最悪です。
効率的な復習方法とは
1.理解度合を単元・問題毎に印を残す。
同じ科目であっても、単元や問題によって、自身の理解度はバラバラですよね。
そこで、現時点の理解度を3段階で残しておくことをオススメします。
目次の単元にマークを付けたり、
問題・例題の近くににマークを付けると、後で振り返りやすいです。
また該当ページに附箋を付けるのも、
復習時に探す手間が省けて効率的です。
マークは何でも構いませんが、他に書き残したマークと被らない方が良いです。
例えば、理解度70% 〇
理解度50% ◎
理解度30% ★
2.残りの期間・勉強時間を計算して復習レベルの調整
全てを一から復習するのは、非効率なので、
優先順位を決めて行うことが重要です。
私のお勧めの優先順位は、
①過去問
②問題集
③参考書
です。
なぜなら、試験問題は過去問の類似問題が出題される可能性が高いからです。
また過去問や問題集の復習時に、不明点を参考書で見直せば、
わざわざ参考書の復習に時間を割く必要はないと思います。
3.マーク毎にかける時間を調整
試験までに勉強できる期間を考えて、ポイントを絞って復習を行います。
例えば、
理解度の低い★、◎のマーク箇所を重点的に復習し、
その他はあまり時間をかけない。
復習して理解度が向上したのであれば、マークを修正すれば、再復習時にも時短できるでしょう。
まとめ
試験勉強において、最後の追込み(復習)は、知識整理を行う期間です。
知識整理をすることで、理解度が大幅に向上します。
この時期に頑張ることで、受からないと思っていた試験に合格してたなんて話もよくあります。
理解度に応じたマークを付けて、
復習時間を短縮して、合格を目指してみてはいかがでしょうか。