(電験三種)スケジュール管理のコツ
今回はスケジュール管理のコツについて紹介します。
社会人になると、学生時代と異なって、勉強時間の確保が難しくなるため、
毎日続けることが難しくなると思います。
でも、資格の取得は諦めたくない。
そのためには、モチベーションの維持、スケジュール管理が大切になってきます。
ですが、いきなり完璧に行うことは、難しいと思います。
最初からスケジュール管理能力が高い人はいません。
普段から考える習慣を付けることで、鍛えられるものです。
前記事の勉強の習慣化と一緒に行うことで、より効果的な内容となります。
《参考》前回記事
①まずは自分のペースを知る
日々の勉強を続けていく内に、自分の勉強の進捗度合が分かってくると思います。
例えば、毎日10分の勉強で参考書が2ページ程度進むのであれば、
1週間(平日)で 2ページ×5日=10ページ 進む予想となります。
まずはこの自分自身の目安を知りましょう。
②目標を少し高く設定してみる。
次は、1週間の目標を立ててみましょう。
この時、先ほどの例で言いますと、
10ページ進む予定であれば、少し高い12ページを目標にしてみます。
ポイントは高すぎる目標ではなく、少し高い目標に設定することです。
最初は、この分量もよく分からないと思うので、実践しながら把握するのも良いと思います。
大切なのは少しの努力で、達成可能な量を目標に付け加えることです。
それが今回は追加2ページと設定しました。
この目標達成のためには、日々の習慣化している時間で、達成が難しいようであれば、追加で時間を割いてください。
私のお勧めは、隙間時間の有効活用です。
移動時間や何かの待ち時間を有効活用するが良いと思います。探してみると案外多い物です。
注意すべき点は、たとえ途中で目標を達成しても、習慣化している勉強時間を削ってはいけません。その時間は勉強をしましょう。
なぜなら、途中でつまずいたり、忙しかったりと、進捗が予定通り進まない事の方が多いからです。
③目標を達成できなくても自分を責めない。
例え12ページの目標が達成できなくても、自分を責めないでください。
だって元々の進捗予想は10ページなんだから。目標に到達しただけでも素晴らしいことです。
理解に時間がかかってしまう場合なんて、よくありますから。
④ノートまたは参考書に進捗結果を残すこと
新しい勉強を始めるときに、つまずくポイントは勉強初期段階です。
分からない単語や、理論のオンパレードで、勉強が中々思うように進まず、不安になることが多々あります。
そこで、進捗度合を記録することで、(ノートまたは参考書に直接でもOK)
これだけ進めることができた。という多少の達成感が生まれます。
資格勉強を続ける時には、この達成感に案外救われるものです。
また過去を振り替えるとき、意外と頑張ってきたんだなと、過去の自分に励まされ、モチベーションアップにつながります。
さらに言うと、こういった心理的効果だけでなく、どこの分野にどのくらい時間がかかっていたのかを知ることができます。
これは苦手分野の把握に役立ち、最終の追い込みの時の重要なデータになります。
これら(①~④)を繰り返しながら、徐々にペースアアップしてみてください。
お勧めの書籍紹介
|