(電験三種)勉強の習慣化によるメリット
習慣化によるメリットを知ろう。
勉強を長続きするには、習慣化することが大切です。
といっても、『実行するのは難しい』
そこで今回は、まずは習慣化のメリットを知って、意識改革できるように、
私なりの考えと経験談を記事にしてみました。
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ストレスの緩和
前の記事((電験三種)無理なく勉強を続けるコツ - 電験持ちサラリーマンぶろぐ)でも記載しましたが、毎日の習慣にすることは、行為自体にストレスを感じづらくなり、やらない時は違和感を覚えるようになります。
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記憶の定着率が高い
人間は忘れる生き物です。
覚えておきたいことでも、どんどん忘れてしまいます。
記憶に関する先駆者であるエビングハウスがそれを示してくれています。
詳細は省きますが、要約すると、記憶というものは反復しないと指数関数的に記憶量が落ちるということです。1週間で75%も忘れます。
ただし、5分でも良いので、毎日続けることで、記憶の定着率は高い水準を保つことが証明されています。
実際には復習の時間を取ることで、記憶の定着率だけではなく、理解度も向上します。
私の経験談ですが、仕事が多忙で勉強間隔を2~3日あけてしまったことが何度かありました。
その後、普段の勉強習慣を再開したとき、以前の学習内容の記憶がかなり飛んでいました。
進捗を高めるよりも、次の内容を理解するために、学習内容を見直す(復習)時間の方が多くかかってしまいました。
これでは資格の勉強が効率的に進まず、あまり良いとは言えませんね。
さらに、忘れていることでモチベーションも下がってしまい、いいことは全くありませんでした。
毎日続けることによる効果は、記憶定着率の向上だけでなく、こうした心理的影響も深く関わることから、ストレス要因を減らすことで、モチベーションの維持にも有効な手段であると思います。
私は資格の勉強において、これが一番大切だと思います。
つまり、合計すると少ない時間で学習が可能になり、
勉強が嫌いな人、時間がない人ほど、毎日続けることが合理的なのです。
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集中力の向上
人間の集中力の持続時間を考えた場合、ピークは45分程度と言われています。
これは訓練することで120分程度まで向上可能ともいわれておりますが、、
正直、最初は10分だけの勉強でもしんどいです。
でも、毎日習慣化することで、次第に集中力が向上していきます。
また心理的効果を考えた場合、
『20分だけ勉強するぞ!』というような短い時間で区切る方が、
脳に刺激を与え、没頭できる環境(集中力の高い状態)をつくれます。
長時間連続して勉強を行うと、どうしてもやった気分になってしまいます。
ただし、それは心理的ストレス負担等から、やった気分になりますが、集中力が持続していないので、効果は低いと思います。
それよりも短い時間で区切って、一日の内に何度か勉強を行う方が断然効率的です。
つまり、
・毎日少しの時間でも習慣化して行うこと、
・空いた時間(隙間時間)の有効活用
は非常に合理的といえます。
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